若返りホルモンは女性ホルモンだけじゃない!成長ホルモンの効果を活用する方法
こんにちは、アンチエイジングマニアことsayakoです。
成長ホルモンの効果としてあなたはどんなことを思い浮かべますか?
「身長が伸びる」「急に背が伸びる中学生男子」「成長痛で膝が痛い」など、「身長」に関することをイメージされる場合が多いのではないかなと思うのですが、いかがですか?
驚くことに、成長ホルモンの効果は身長が伸びるだけではなかったのです。例えば「胸を大きくサイズアップ」してくれたり、「肌が綺麗」になったり、「ウエストのくびれ」が出来たりなどなど、20代30代をはじめ全ての女性にとって嬉しすぎる効果が沢山たくさんあります。
今宵は、この成長ホルモンを増やす方法についてのお話です^^それでは「今日のアンチエイジングにいいこと」OPENです。
Contents
成長ホルモンの嬉しい効果を活用して若返る方法とは?
女性は加齢とともに、エストロゲン(卵胞ホルモン)が減少してきて、肌や髪、爪に老化現象が現れたり、脂肪がつきやすくなって、女性らしいボディラインが崩れはじめるといわれています。またエストロゲンは健やかなメンタルをキープすることにも一役買っているため、加齢による減少の影響で、気分のコントロールが難しくなってきます。
この減少するエストロゲンを補うものとして、豆乳や納豆などから大豆イソフラボンを積極的に摂取されている場合も多いと思います。
こういった地道な努力をしても、どうしても加齢による老化のスピードを感じてしまっている場合には、若返りに役立つ成長ホルモンの効果や引き出し方を知って役立てていくと良いでしょう。
次に、成長ホルモンの若返り効果と言われている項目を見てみましょう。
胸を大きくサイズアップしてくれる効果
わたしもその1人なのですが(汗)小さい胸にお悩みの場合には朗報です!成長ホルモンの分泌が多い10代の頃に胸が大きくならなかった方には特にです。
胸は、乳腺のラクトゲン受容体といわれるものに成長ホルモンが作用することによって、大きくなります。10代の頃にラクトゲン受容体が未発達だと、胸が大きくならないのだそうです。このラクトゲン受容体の発達時期には個人差があるそうで、20代や30代で発達する場合もあり、成長ホルモンの体内量を高めると、急に胸が大きくサイズアップしてくれる効果が現れることがあるのだそうです。
成長ホルモンの効果によってサイズアップした胸は、小さくなることが無いというから、さらに希望が広がりますよね。
ちなみに、ラクトゲン受容体を増やすには、肉魚や大豆に含まれるアミノ酸、トマトに含まれるギャバ、エノキなどキノコ類に含まれるオルニチンなどで、アンチエイジングのためにバランスの良い食事を心がけていれば摂取できるものばかりです。
これからの食生活に活かしてみてくださいね。
肌が綺麗になる効果
ハリがあってキメが整い、くすみがなく透明感のある肌を目指したいですよね。これに関係するものの1つが、皮下細胞に含まれる水分量だと言われています。赤ちゃんの時には90%近くある水分量が、20代では60%台後半まで下がります。30代はもっと低いという厳しい現実があります。
水分量が減る理由は、活性酸素による細胞破壊も大きいですが、加齢とともに減少する成長ホルモンによる影響も大きいそうです。どういうことかというと、細胞内のヒアルロン酸など保水成分と水分とを吸着させる役割を果たすのが成長ホルモンなのだそうです。
女性ホルモンと一緒で、何もしないと成長ホルモンも加齢とともに減少してしまいます。
ですがご安心を!成長ホルモンは女性ホルモンと違って、ちょっとした生活習慣の見直しで増やすことができます。誰にでもできる方法なので、成長ホルモンを増やして、肌を綺麗にしましょう!成長ホルモンを増やす方法は後ほどの項にまとめているので、見てみてくださいね。
ウエストのくびれが出来る効果
20代ではまだそれほど感じないかも知れないですが、30代はお腹周りを中心に背中にもお肉がつきはじめてくる頃です。鏡で自分の背中を見た時の悲しさといったら、言葉もありません。30代は体の基礎代謝量が減ってくるので、脂肪は基本的に落ちにくくなりますし、そこに女性ホルモンの減少も絡んで、内臓脂肪がつきやすくなる時期です。
成長ホルモンは、腸の周りに沢山あるリパーゼという酵素に作用して、内臓脂肪を減らす/脂肪を落とす効果が認められています。成長ホルモンを増やすことが出来れば、ウエストのくびれだって夢ではなくなります。
不妊治療にも効果ありとの報告あり
成長ホルモンを増やすと、卵子や精子の質があがるとの疫学的結果があるそうです。何をやっても妊娠にいたらなかった方が、成長ホルモンの治療を開始した直後に妊娠したということもあるそうです。
成長ホルモンを増やす効果的な方法
こんなに嬉しいことがたくさんの成長ホルモンを増やすには、一体どうすればよいのでしょうか?
成長ホルモンは、脳の視床下部(自律神経やホルモンバランスなど一切の生命活動をコントロールしているところ)が指令を出して、脳下垂体から分泌されるそうです。
余談というか、本題なのですが(汗)、脳は腸と直通、迷走神経で繋がっていて(「脳腸相関」といいます)、腸から脳に働きかけることによって、成長ホルモンを増やすことがポイントとなります。次に詳しく方法を確認しましょう。
なお「脳腸相関」については別にコンテンツを用意していますので、お時間があればこちらも併せてどうぞ(乳酸菌の腸内環境改善パワーでアンチエイジング効果が倍増!)。
腸内細菌に成長ホルモンの原料「セロトニン」をつくってもらう
成長ホルモンが分泌されるには、脳でつくられる「メラトニン」という睡眠を促す神経伝達物質が必要です。このメラトニンは、「セロトニン」という、同じく脳内でつくられる神経伝達物質が原料となります。
セロトニンは脳に10%存在して、残りの90%が腸に存在しています。腸内でつくられるセロトニンが直接、脳に運ばれることはないのですが、腸のセロトニン量が減ると、脳のセロトニンがうまくつくり出せないという相関関係があることが分かっています。
さらに腸でセロトニンをつくりだすには、腸内細菌が生みだすビタミンB6という成分が欠かせないのだそうです。腸内環境が悪いと、うまくセロトニンをつくり出すことが出来ないため、成長ホルモンを増やすには、腸内環境の改善が根本的なものだといえます。腸内環境の改善は食事や睡眠、運動などの生活習慣を正しくすることが大切なのですが、最も影響の大きいのが食事だと言われています。もしも食事内容に自信が持てない場合は、サプリメントを活用するのも賢い手段です。腸内環境の改善に役立つアンチエイジング乳酸菌の情報を私の使用感をベースにランキングにして載せていますので1つの参考にされてみてください➡乳酸菌サプリの情報はこちらから
夜は睡眠をたっぷりとって、成長ホルモンをしっかり分泌させる
忘れてしまいがちですが、わたしたちの体は「朝日を浴びて、昼活動し、夜は眠る」ように、細胞レベルの体内時計でプログラムされています。
成長ホルモンや、その分泌に必要なメラトニンも、体内時計に沿って基本的には夜間に最も多く分泌されるタイプのものです。メラトニンは、朝日を浴びることでスイッチが押され、15時間前後で分泌されるようにプログラムされています。
成長ホルモンは、だいたい22時〜午前3時の間に最も分泌され、それ以降は分泌がとまります(一説によると、時間に限らず深い睡眠に入ってから2~3時間の間に分泌されることも分かっているそうですが、メラトニンとの関係性も踏まえると、夜間にしっかり眠る方が良いと思います)。
例えば、朝7時に起きて朝日を浴びると、夜22時頃に睡眠ホルモンのメラトニンが分泌され、眠くなります。22時と言えば、基本的には、ちょうど成長ホルモンがたくさん分泌されはじめる時間帯です。
なお睡眠ホルモンのメラトニンには、睡眠を促す働きとは別に、活性酸素を除去する働きがあります。また成長ホルモンにも、細胞を修復する働きがあるので、睡眠をとっている間、からだは若返りをしていることになるのです。ですから夜は遅くとも23時までには眠りにつくようにしましょう。
夜は空腹にすると、成長ホルモンが増える
胃に食べ物が残っている状態で寝てしまうと、成長ホルモンが分泌されないので、注意してくださいね。それどころか、アナポリズム(同化作用)が起こり、中性脂肪が増えるそうです。
空腹で寝ると、成長ホルモンがきちんと分泌されて、カタポリズム(異化作用)が起きて、脂肪が落ちて痩せるのだそうです。睡眠前の3〜4時間前には食事を終えていることが良いとされています。
それでもどうしても口寂しくなった時には、私の場合ですが、腸内環境を改善して整える効果がありながら、ほんのり甘味のある乳酸菌サプリを口に含むようにしていました。コンブチャスリムという乳酸菌サプリで、ダイエットをサポートする乳酸菌でもあります。見てみたい場合はこちらからどうぞ➡セレブのように毎日手軽に菌活生活!!コンブチャスリム
スロトレで成長ホルモンを効果的に増やす
筋トレなどの無酸素運動で、筋肉に乳酸という疲労物質が蓄積されると、脳の視床下部にストレスとしてフィードバックされて、脳下垂体から回復のために成長ホルモンが分泌されます。(ここでいう乳酸は、乳酸菌とは別物です!)
加圧トレーニングは、血行をわざわざ止めて無酸素状態にして、エネルギー供給を止めることで、疲労物質=乳酸をわざと多く出させて、通常の筋トレの何百倍もの成長ホルモンを分泌させるという理論です。
加圧トレーニングは専門トレーナーがいないと非常に危険なので、自分ひとりでは決してしないでくださいね。
かわりに、アンチエイングの専門医師:齋藤真嗣氏が推奨する、スロトレがおすすめです。
無酸素運動の後に有酸素運動を組み合わせるというものです。無酸素運動のレベルは「全速力で20m走る」くらいでOKです。有酸素運動は「20〜30分程度のウォーキング」が理想的だそうです。走る歩くではなくても大丈夫です。できる範囲からチャレンジしてみましょう!
スロトレで成長ホルモンを上手に増やしていきましょう。
鶏むね肉とトマトを多めに摂って成長ホルモンを増やす
成長ホルモンにはメラトニンが必要で、メラトニンにはセロトニンが必要という、ややこしいお話をしましたが、もうひとつ補足させてください。
セロトニンにはトリプトファンというタンパク質が必要です。トリプトファンは肉や魚、大豆製品に多く含まれていて、特に鶏むね肉に多く含まれています。またギャバ(GABA)というストレス緩和成分があるのですが、成長ホルモンの分泌を促す効果があると言われています。このギャバを多く含むのがトマトです。食事に積極的に取り入れていただければと思います。
ただしそれだけだと栄養素が偏ってアンチエイングにも、腸内環境にも良くないので、多品目の食材をバランスよく食べることにも気を配ってくださいね。
今日も最後まで「今日のアンチエイジングにいいこと♥」をお読みくださり、ありがとうございました!